本「人に寄り添う防災」片田 敏孝 をご紹介!
みなさんこんばんは☆
徳島で暮らす ママ防災士 瀬戸恵深です!!
久々に本の紹介をします。
読書の秋!ということで、ぜひ皆さんも秋の夜長に読んでみてください。
今日ご紹介するのは、「人に寄り添う防災」という一冊。
以前ご紹介した「人が死なない防災」の著者 片田敏孝 教授の新著です。
前作のご紹介は、こちらから↓
そして、新著「人に寄り添う防災」の購入はこちらから↓
東日本大震災が発災する以前から、避難3原則を提唱し、
それに基づいた防災学習を釜石市の教育の場で展開されていた片田敏孝教授。
2012年発行『人が死なない防災』は、私のバイブル📕で、
防災に携わる機会のある方には努めてお勧めしてきた一冊です。
前著書から8年。
『人に寄り添う防災』というソフトなタイトルになり、
帯には「最後はあなたの判断です。」
というずっしりとした思いが詰まったの言葉。
第1章〜第6章までテーマを分けて、
一般人でもわかる言葉で、片田教授の研究や取り組み、
現在の日本の防災の成り立ち、その他さまざまな視点で綴られています。
簡単に、読んだ私によるざっくりとした各章の説明を。w
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■第1章
■第2章
西日本豪雨の真備町のお話。
徳島市の水害、治水対策の歴史とも重なる部分があります。
あと要支援者についても。
■第3章
中央防災会議ワーキンググループでの問題提起について。
避難は「していただく」ものではない!!!
教科書レベルに全員読むべき。ほんとみんな読もう!!
子どもたちにもわかるようにこれ伝えたい。
■第4章
日本一津波想定が高いまち、
そして片田教授が関わり防災も日本一と確信されている黒潮町のお話。
私の今持っている想いに通ずるものがあった。
■第5章
災害から命を守るためのコミュニケーションデザインについて。
私自身が、パーソナルカードや正常性バイアスの話を伝えたときに感じる、
受け手の心の動きが理解できたように思いました。
やはり、続けていくべきことだ!
■第6章
コミュニティで向かい合う災害について。
子どもや親、家族だけでなく、隣近所の人たちとのコミュニケーション、
他愛性を育むことも防災へと繋がる。
自らが暮らすコミュニティを、未来へつなぐために。
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ばばーっと1晩で読んでしまいました。
日本の防災はどういう状況で、どこに向かっていくのか。
災害への備え、心の備え。
敵を知るのも大切だけど、
自分自身のこと、人間の心理について知ることは
もっともっと大切なことなのだと改めて感じました。
災害への備えって何から始めたら良いんだろう?
明日は我が身って言っても、実際に災害に見舞われたことないし。。。
防災についてもっともっと知りたい!学びたい!!
こんなふうに、災害と自分を考えたときに、
それぞれ立場や考えるポイントは違うかもしれません。
それでも、ぜひたくさんの方に読んでいただきたい1冊です。
久しぶりに本にマーカーひいた。ww
今日ご紹介した1冊は、
作者:片田敏孝「人に寄り添う防災」でした。
私 徳島で暮らす ママ防災士 瀬戸恵深の
昨日のinstagram投稿記事はコチラ↓
明日も良い日になりますよーに☆