とくしまの防災知っとく?~ママ防災士 瀬戸恵深のひとくちメモ~

ママ防災士である瀬戸恵深が、日常生活の中で見つけた《身近な災害への備え》をご紹介。

徳島県内4局合同防災ラジオ番組に出演しました!

先日3月13日(土)に、
徳島県内ラジオ4局
NHK徳島放送局四国放送
FM徳島、エフエムびざん)で、
共同制作番組をお送りしました。

 

徳島県内4局合同防災特別番組
「LOVEラジオ〜防災をさらに身近に〜」

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今回は、普段自らはあまり伝えてこなかった
「コミュニティエフエム」の役割、必要性について、
関わっていただいた皆様のチカラを借りて
届けさせていただきました。

 

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
阪神大震災を機に全国各地で
コミュニティエフエムが立ち上がり、
私の今勤めているエフエムびざんも
そのひとつとして立ち上がりました。

災害発災時に、自治体の要請により
臨時災害放送局に移管する可能性があるのも
コミュニティエフエム局です。

 

だからというわけではないのですが、
防災という課題を中心に、
徳島にあるラジオ局が横の繋がりを再確認できる
この番組はとても大切な存在だなと感じますし、
それと同時に、
本当のいざというときにどのように連携を取るのか。
リスナーの皆さんに情報を届けるための努力
もっと具体的な所でしていかなければと思っています。

 

話がちょっと逸れました...

 

今回放送した番組「LOVEラジオ」では、
徳島県内唯一のコミュニティエフエムとして、
東日本大震災の際に臨時災害放送局として
市民の方々に情報を発信し続けられた
コミュニティエフエム局
エフエムいわぬま 吉田愛子さん 
電話インタビューをさせていただきました。

 

東日本大震災が発災し、
岩沼市も市内のおよそ半分が津波により浸水。

お亡くなりになった方も大勢いらっしゃった。
そういった中で、市民の方に必要な生活情報を、
ラジオ局の局員はもちろん、
当時の市長が直接市役所から放送を行っていた。
さらに、乳幼児を持つお母さんからも、
「ミルクやおむつの情報をラジオから得られた。」
「あの時からエフエムいわぬま聞いてっからね。」
そんな声がリスナーの方々から届いた。

そういったお話を、
限られた時間の中でご紹介いただきました。

 

リスナーの皆さんには、
災害発災時にどのような情報が必要とされるのか
少しでもイメージを持っていただけたかと思います。

私自身も、実際のお話を伺うことで、
一個人としてもそうですが、
放送局としての責任を再認識することができました。

その時が来た時に、
市民の方々が必要な情報をしっかりと届けられるよう、
引き続き、自らの知識のアップデート。
そして人と人とのつながりを広げていけたらと思います。

 

お聞きくださったリスナーの皆様、
ご一緒させていただいた皆様、
制作に携わっていただいた皆様、
ありがとうございました!!